種を空間に保持して必要な養分を供給する通路となる。
機能は味気ないが考えてみれば奥深い
太古より自然の営みの一部分であった動植物の生死
人はその一部分を自分達に都合よく利用してきた
人も自然の一部分
食べて排泄する.
食べるものも最初は自然の植物・動物をそのまま食べていた
その後、加工したり保存したりするようになった
排泄物もそのまま次の食物の肥料になっていた
自然のサイクルを自分達の都合
(便利さ・経済性・環境問題など)で
断ち切り排泄物は多額の費用で処理し、
肥料も金で買うようになった。
現在の日本とりわけ都市近郊では無理からぬこと
ミクロでは、豆腐屋は絞りかすの処分に悩み
牡蠣漁師は殻の処分に苦労し
JAは組織を維持するため
高い肥料を農家に販売している
自然のサイクルを復活させ、
自分も農業で再生産可能な経済状態になりたい
そのために、自分で近在の自然な材料から
肥料として利用できるものや
作物に有益なものを安価に入手・加工する。
環境への負荷も少なく、
懐への負担も少なく
作物(ねぎ等)の安全にも有効だと確信する